“字形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じなり40.0%
じがた20.0%
じけい20.0%
なり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女が、笑ったのすら露八には意外だったのに、くの字形(じなり)にしていた体を、ついと、側(そば)へ摺(す)り寄せてきたのである。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
Aの字形(じがた)に間口を引込(ひつこ)めて建てた大きな家をヌエは指さして、あの妙な恰好(かつかふ)の家の理由を知つて居るかと問ふた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
シラチブチは舊(もと)の小貝川がSの字形(じけい)に流れた曲(まが)り目(め)の名で、渦を卷いて澱んでゐる頃は一房(ぼ)の繩が下まで屆(とゞ)かぬと言はれた。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
薄日は射(さ)したがまだ融(と)けぬ、道芝に腰を落して、お鶴はくの字形(なり)に手を小石。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)