“子故”の読み方と例文
読み方割合
こゆゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不審(ふしん)といはゞ不審(ふしん)もたつべきながら子故(こゆゑ)にくらきは親(おや)の眼鏡(めがね)運平(うんぺい)が邪智(じやち)ふかき心(こゝろ)にも娘(むすめ)は何時(いつ)も無邪氣(むじやき)の子供(こども)伸(の)びしは脊丈(せたけ)ばかりと思(おも)ふか若(も)しやの掛念(けねん)少(すこ)しもなくハテ中(なか)の好(よ)かりしは昔(むかし)のことなり今(いま)の芳之助(よしのすけ)に何(なに)として愛想(あいそ)の盡(つき)ぬものがあらうか娘(むすめ)はまして孝心(かうしん)ふかし親(おや)の命令(いひつけ)ること背(そむ)く筈(はず)なし心配無用(しんぱいむよう)と勘藏(かんざう)が注意(ちゆうい)を
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)