“國元”の読み方と例文
新字:国元
読み方割合
くにもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
加ゆると雖も勿々(なか/\)用ひる面色(けしき)もなく言ば言程猶々(なほ/\)募(つの)りて多分の金子を遣(つか)ひ捨(すて)るにより忠兵衞も持餘せし故國元(くにもと)へ歸りて母親へ右の段を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其(その)時分(じぶん)には丁度(ちやうど)舊(きう)の正月(しやうぐわつ)が來(く)るので、一先(ひとまづ)國元(くにもと)へ歸(かへ)つて、古(ふる)い春(はる)を山(やま)の中(なか)で越(こ)して、夫(それ)から又(また)新(あた)らしい反物(たんもの)を脊負(しよ)へる丈(だけ)脊負(しよ)つて出(で)て來(く)るのだと云(い)つた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
國元(くにもと)から母(はゝ)さんを呼(よ)んで此處(こゝ)の家(いゑ)で二月(つき)も介抱(かいほう)をさせたのだけれど、終(つ)ひには何(なに)が何(なに)やら無我無中(むがむちう)になつて、思(おも)ひ出(だ)しても情(なさけ)ない、言(い)はゞ狂死(きようし)をしたのだね、私(わたし)は夫(そ)れを見(み)て居(ゐ)た故(ゆゑ)
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)