“哀願”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいがん80.0%
あいぐわん13.3%
ねが6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれのこのくわだてをわたしが見破(みやぶ)ると、もちろん麦菓子(むぎがし)をやることをやめたが、かれは弱らなかった。まずかれは哀願(あいがん)するような目つきでそれを求(もと)めた。
私(わたし)は自分(じぶん)の不安(ふあん)と苦痛(くつう)を訴(うつた)へたが、其(それ)も効(かひ)はなく、此(この)まゝ秘密(ひみつ)にしてくれと云(い)ふ妻(つま)の哀願(あいぐわん)を容(い)れて、此事(このこと)は一時(じ)其(その)まゝに葬(はふむ)ることにした。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
彼が法廷に立って女のために放免を哀願(ねが)ったときは、女は被告席にうずくまったっきり泣き咽(むせ)んでいて、彼の顔を見上げる勇気もなかったが、今目のあたりにこの物すごい形相を見ると
暗中の接吻 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)