“占(と)” の例文
さらにまた、従来武家が掠(かす)め占(と)っていた禁裡の御料地へ回収令(かいしゅうれい)を発して、朝廷にお返しした。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其(その)引(いん)の中(うち)に記して曰く、細(つまび)らかに其の進修の功を占(と)うに、日々に異(こと)なるありて、月々に同じからず、僅(わずか)に四春秋を越ゆるのみにして而して英発光著(えいはつこうちょ)や斯(かく)の如し、後(のち)四春秋ならしめば
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「一挙に占(と)れ」とばかり、国々の諸侯は、われがちに軍をうごかし、汜水関(しすいかん)へは、孫堅軍が先の雪辱をとげて一番に馳け入り、虎牢関の方面では、公孫瓚(こうそんさん)の軍勢に打ちまじって、玄徳、関羽
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(いや戦い占(と)った地の、後始末こそ肝要(かんよう)である)
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「師泰(もろやす)、下り松を占(と)れ」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)