“午”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひる81.9%
うま14.2%
ご3.4%
うし0.3%
まひる0.2%
ウマ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ、早くいつてらつしやい。おとなですね。ミスのお話をよくおぼえて来て、お午(ひる)のときにお母ちやまに話してちようだいね。」
青い顔かけの勇士 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
これは多分午(うま)の日の節供をくり上げて、月の初めの五日ときめた結果、三月も同様に、それと朔旦(さくたん)の祝日とが併合したものであろう。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
目覚(めさむ)れば早(は)や午(ご)に近し。召使ふものの知らせにて離れの一間(ひとま)に住み給ひける母上捨て置きてはよろしからずと直様(すぐさま)医師を呼迎(よびむか)へられけり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
家を建つるに三輪方(さんりんぼう)というものがある。この日にたてまえした家は必ず倒れるとて、大工などは大いに嫌う。その繰り方は知らざれども、亥(い)、寅(とら)、午(うし)についての配合の規則があるそうだ。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
朝(あさ)の雲(くも)吹散(ふきち)りたり。風(かぜ)凪(な)ぎぬ。藪垣(やぶがき)なる藤豆(ふぢまめ)の、莢(さや)も實(み)も、午(まひる)の影(かげ)紫(むらさき)にして、谷(たに)を繞(めぐ)る流(ながれ)あり。穗(ほ)たで露草(つゆくさ)みだれ伏(ふ)す。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
午(ウマ)ノ刻ニ、主(アルジ)ノ親シキ者、猪(イノコ)ノ肉卜酒トヲタズサエテ、訪(オトナ)イ来ラン、ソノ人、東ヨリ来テ、コノ家ニ、悲シミヲモタラス。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)