“莢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さや96.7%
み1.7%
サヤ1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからまた、若い蔓(つる)があらわれると、たちまちかぎつけて、リスのようにまっすぐ立ってつぼみと若い莢(さや)ぐるみ食いとってしまう。
夏のころ梅の如き淡紅(たんこう)の花を開き後(のち)莢(み)をむすび熟するときは裂(さ)けて御輿(みこし)のわらびでの如く巻きあがる。茎も葉も痢病の妙薬なりといふ。みこしぐさ。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
前にも引き合ひに出たすくなひこなの神なども、常世へ行つたと言ふが、実は、蛾(ヒムシ)の皮を全剥(ウツハ)ぎにして衣とし、蘿摩(カヾミ)の莢(サヤ)の船に乗る仲間の矮人(ヒキウド)の居る国に還住したことを斥(サ)すのであらう。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)