“其尾”の読み方と例文
読み方割合
そのを100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛(あい)ちやんは先(ま)づ裁判官(さいばんくわん)の席(せき)を見(み)、それから大急(おほいそ)ぎで蜥蜴(とかげ)を逆(さか)さまに置(お)きました。憐(あは)れな小(ちひ)さな物(もの)は、全(まつた)く自由(じゆう)に動(うご)くことが出來(でき)ないので、只(たゞ)悲(かな)しさうに其尾(そのを)ばかり振(ふ)つてゐました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『それならねえ』と猫(ねこ)は續(つゞ)けて云(い)つて、『お前(まへ)は、犬(いぬ)が怒(おこ)る時(とき)には唸(うな)り、喜(よろこ)ぶ時(とき)には其尾(そのを)を振(ふ)るのを見(み)たらう。ところが今(いま)、私(わたし)は喜(よろこ)ぶ時(とき)に唸(うな)り、怒(おこ)る時(とき)に尾(を)を振(ふ)る。だから私(わたし)は狂人(きちがひ)さ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)