“兩岐”の読み方と例文
新字:両岐
読み方割合
ふたまた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火(ひ)は、尾(を)の二筋(ふたすぢ)に裂(さ)けた、燃(も)ゆる大蛇(おろち)の兩岐(ふたまた)の尾(を)の如(ごと)く、一筋(ひとすぢ)は前(さき)のまゝ五番町(ごばんちやう)へ向(むか)ひ、一筋(ひとすぢ)は、別(べつ)に麹町(かうぢまち)の大通(おほどほり)を包(つゝ)んで、此(こ)の火(ひ)の手(て)が襲(おそ)ひ近(ちかづ)いたからである。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)