“余(わ)” の例文
旧字:餘
然るを、況(いわ)んや今隈公は余のこれに与かるを許し、諸君は甚(はなは)だこれを擯斥せず、余(わ)れ豈(あ)に微力をこの間に尽さざるを得んや(喝采)。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
五秒間の後は平気に復(かえ)りぬ。医師の帰りたる後十分ばかり何もせずただ枕に就きぬ。その間何を考えしか一向に記憶せず。ただその中に世間野心多き者多し。然れども余(わ)れほど野心多きはあらじ。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
然るに、今や隈公が天下後進を利済するの仁あるに遇(あ)い、我東京専門学校の起るに及ぶ。余(わ)れ豈(あ)に微力をこの間に尽し、平生の冀望を全うするの歩を始めざるを得んや。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
余(わ)れその学問を独立せしむるの道に於て裨補(ひほ)少なからざるを信ずるなり(大喝采)。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)