“事丈”の読み方と例文
読み方割合
ことだけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此事に付きては後段(こうだん)別(べつ)に述ぶる所有るべけれど、土偶の形状(けいじやう)はコロボツクル日常の有樣(ありさま)を基(もと)として作りしものならんとの事丈(ことだけ)は此所(ここ)に記し置くべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
其他(そのた)には、嫁(よめ)の里(さと)がある會社員(くわいしやゐん)で、有福(いうふく)な生計(くらし)をしてゐる事(こと)と、其(その)學校(がくかう)が女學館(ぢよがくくわん)であるといふ事(こと)と、兄弟(きやうだい)が澤山(たくさん)あると云(い)ふ事丈(ことだけ)を、同(おな)じく小六(ころく)を通(つう)じて耳(みゝ)にした。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
私(わたし)の知(し)つてゐるのは、神(かみ)が人(ひと)を熱血(ねつけつ)と、神經(しんけい)とより造(つく)つたと云(い)ふ事丈(ことだけ)です! 又(また)有機的組織(いうきてきそしき)は、若(も)し其(そ)れが生活力(せいくわつりよく)を有(も)つてゐるとすれば、總(すべ)ての刺戟(しげき)に反應(はんおう)を起(おこ)すべきものである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)