“三(ミ)” の例文
○よど・いたじきばらひ 日向児湯郡三(ミ)納辺で宵祭(ヨミヤ)をよど、祭りの翌日を、いたじきばらひと言ふ。前のをけあらひと、成り立ちが似てゐる。
方言 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
不滅(フメツ)ノ真理(シンリ)ハ微笑(ホホエ)ンデ教(オシ)エル、「一長一短(イッチョウイッタン)。」ケサ、快晴(カイセイ)、ハネ起(オ)キテ、マコト、スパルタノ愛情(アイジョウ)、君(キミ)ノ右頬(ミギホオ)ヲ二(フタ)ツ、マタ三(ミ)ツ、強(ツヨ)ク打(ウ)ツ。他意(タイ)ナシ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
二(フ)、三(ミ)、四(ヨ)、六(ム)、七(ナ)、の日が灸の日で、その日は無量寺の書き入れ日だっせとのことだった。途端に想い出したものがある。同じ宿にごろ/\している婆さんのことだ。
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
照準手が合図を送ると、砲手が一(ヒ)イ二(フ)ウ三(ミ)イと数えて満身の力をこめて引金を引いたのだった。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
二(フ)、三(ミ)、四(ヨ)、六(ム)、七(ナ)の日が灸の日で、この日は無量寺の紋日だっせ、なんし、ここの灸と来たら……途端に想いだしたのは、当時丹造が住んでいた高津四番丁の飴屋(あめや)の路地のはいり口に
勧善懲悪 (新字新仮名) / 織田作之助(著)