“でむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
出向100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちっとも速(はや)く返事(へんじ)が聞(き)き度(た)くて、帳場格子(ちょうばこうし)と二階(かい)の間(あいだ)を、九十九度(ど)も通(かよ)った挙句(あげく)、とうとう辛抱(しんぼう)が出来(でき)なくなったばっかりに、ここまで出向(でむ)いて来(き)た始末(しまつ)さ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
と仰(おほ)せられました。その女官(じよかん)がさっそく竹取(たけと)りの翁(おきな)の家(いへ)に出向(でむ)いて勅旨(ちよくし)を述(の)べ、ぜひ姫(ひめ)に逢(あ)ひたいといふと、翁(おきな)はかしこまつてそれを姫(ひめ)にとりつぎました。ところが姫(ひめ)は
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
立(た)て一寸(いつすん)の猶豫(ゆうよ)もならぬとそれは/\畫(ゑ)にもかゝれぬ談(だん)じやうお前(まへ)にも料簡(れうけん)あることゝやうやうに言延(いひの)べて歸(かへ)ります迄(まで)と頼(たの)んでは置(お)いたれどマアどうしたら宜(よ)からうか思案(しあん)して見(み)てくだされと小聲(こごゑ)ながらもおろ/\涙(なみだ)お案(あん)じなされますな何(ど)うにかなります今夜(こんや)は大分(だいぶ)更(ふ)けましたから明日(あした)早々(さう/\)出向(でむ)きまして談合(はなしあ)ひを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)