“髪剃”のいろいろな読み方と例文
旧字:髮剃
読み方割合
かみそり93.3%
かみそ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は髪剃(かみそり)を揮(ふる)うに当って、毫(ごう)も文明の法則を解しておらん。頬にあたる時はがりりと音がした。揉(も)み上(あげ)の所ではぞきりと動脈が鳴った。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
春(はる)が来(き)たといつては莞爾(につこり)、何(なに)か観(み)たといつては莞爾(につこり)、元来(ぐわんらい)があまり確(しつか)りした頭(あたま)でないのだ。十歳(じつさい)の時(とき)、髪剃(かみそり)を頂(いたゞ)いたが、羅甸(ラテン)の御経(おきやう)はきれいに失念(しつねん)して了(しま)つた。
「おれはあの暴君の喉(のど)へ毎朝髪剃(かみそ)りをあてるのだぞ。」
デイモンとピシアス (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)