“高所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかみ60.0%
こうしょ20.0%
たかきところ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その傍らの壁の高所(たかみ)に、銀製の漏斗(じょうご)型の管があって、そこから香水の霧水沫(しぶき)が、絶間なく部屋へ吹き出している。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
仲之町夜桜の盛(さかり)とても彼は貧しげなる鱗葺(こけらぶき)の屋根をば高所(こうしょ)より見下したる間(あいだ)に桜花の梢(こずえ)を示すに止(とど)まり、日本堤(にほんづつみ)は雪に埋(うも)れし低き人家と行き悩む駕籠の往来(おうらい)に
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
余(よ)は人に助(たす)けられて高所(たかきところ)に逃登(にげのぼ)り遙(はるか)に駅中(えきちゆう)を眺(のぞめ)ば、提灯(ちやうちん)炬(たいまつ)を燈(とも)しつれ大勢の男ども手(てに)々に木鋤(こすき)をかたげ、雪を越(こえ)水を渉(わたり)て声(こゑ)をあげてこゝに来(きた)る。