“降込”の読み方と例文
読み方割合
ふりこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は洋燈(らんぷ)を持出(もちだ)して庭を照(てら)すと、足跡は確(たしか)に残っているが、人の形は見えぬ。猶(なお)も燈火(あかり)を彼地此地(あちこち)へ向けている中(うち)に、雪は渦巻いて降込(ふりこ)んで来た。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
空は同一(おなじ)ほど長方形に屋根を抜いてあるので、雨も雪も降込(ふりこ)むし、水が溜(たま)つて濡(ぬ)れて居るのに、以前女髪結(おんなかみゆい)が住んで居て、取散(とりちら)かした元結(もっとい)が化(な)つたといふ
処方秘箋 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
火桶(ひおけ)の面(おもて)を背(そむ)けると、机に降込(ふりこ)んだ霞があった。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)