“道筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みちすじ52.9%
みちすぢ35.3%
どうすじ5.9%
みち5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日(よくじつ)の明(あ)け方(がた)、子供(こども)は、ついにこの世界(せかい)から去(さ)りました。雪(ゆき)は、その道筋(みちすじ)を潔(きよ)めるため、白(しろ)く化粧(けしょう)して、野原(のはら)や、森(もり)までを清浄(せいじょう)にしました。
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
横手(よこて)の桟敷裏(さじきうら)から斜(なゝめ)に引幕(ひきまく)の一方(いつぱう)にさし込む夕陽(ゆふひ)の光が、其(そ)の進み入る道筋(みちすぢ)だけ、空中に漂(たゞよ)ふ塵(ちり)と煙草(たばこ)の煙(けむり)をばあり/\と眼に見せる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
大門(おおもん)を入って、道筋(どうすじ)を左に曲ろうとすると、ふいと向うからやって来て、おたがいに面(かお)を見合せたのは、昨夜、一ぜん飯屋で杯を取交(とりかわ)した小間物屋です。
拉薩の市の城門から真直(まっす)ぐに延びている大道路は常磐木(ときわぎ)の並木に飾られて噠𡃤喇嘛(ダライラマ)の宮殿へまで同じ道幅に続いているが、今も昔もその道筋(みち)には仏の慈悲を讃えるために
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)