“躍蒐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おどりかか50.0%
をどりかゝ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俺は痩の虚弱(ひよわ)ではあるけれど、やッと云って躍蒐(おどりかか)る、バチッという音がして、何か斯う大きなもの、トサ其時は思われたがな、それがビュッと飛で来る、耳がグヮンと鳴る。
主人(あるじ)は居室(ゐま)を迷出(まよひい)でて、漫(そゞ)ろに庭を徜徉(さまよ)ひしが、恐しき声を発して、おのれ! といひさま刀を抜き、竹藪に躍蒐(をどりかゝ)りて、えいと殺(そ)ぎたる竹の切口(きりくち)、斜(なゝめ)に尖(とが)れる切先(きつさき)に転(まろ)べる胸を貫きて
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)