“賢弟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんてい50.0%
きみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
功名富貴(こうめいふうき)はいふに足(た)らず。吾いま母公(ぼこう)の慈愛(めぐみ)をかうむり、四八賢弟(けんてい)の敬(ゐや)を納むる、何の望(のぞみ)かこれに過ぐべきと、よろこびうれしみつつ、又日来(ひごろ)をとどまりける。
赤穴五歳長じたれば、伯氏(あに)たるべき礼義ををさめて、左門にむかひていふ。吾父母に離(わか)れまゐらせていとも久し。賢弟(けんてい)が老母は即(やが)て吾が母なれば、あらたに拝みたてまつらんことを願ふ。
「……すまなかった。賢弟(きみ)たちの忠告をきいていたら、こんなことはなかったろうに」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)