“護(も)” の例文
「でしょう。みんな縁の下の力持ちです。それでも、どうかして新政府を護(も)り立てようとしています。それを思うと、いたいたしい。」
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
このまま死んでは後世(ごせ)の障(さわ)りになると思いましてね、今でもお護(も)りしています
源氏物語:22 玉鬘 (新字新仮名) / 紫式部(著)
星ならずして夜を護(も)る花の影は見えぬ。同時にイルミネーションは点(つ)いた。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
良人(をつと)の留守護(も)る我家は清し。
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
どうかして新政府を護(も)り立て、後進のためにここまで道をあけてくれた本居宣長(もとおりのりなが)らの足跡をその明日にもたどりたいと願った。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
庄屋風情(ふぜい)ながらに新政府を護(も)り立てようと思う心にかけては同門の人たちにも劣るまいとする半蔵は、こうした村民の無関心につき当たった。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)