“藺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
い58.7%
ゐ28.3%
ヰ6.5%
いぐさ4.3%
りん2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬でも藺(い)の笠を被(かぶ)って浜へ出て、餌(えさ)を拾って、埠頭場(はとば)に立ったり幸神潟(こうじんがた)の岩から岩を伝ったりして、一人ぼっちでよく釣魚をしていた。
入江のほとり (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
冬でも藺(ゐ)の笠を被つて濱へ出て、餌を拾つて、埠頭場(はとば)に立つたり幸神潟(かうじんがた)の岩から岩を傳つたりして、一人ぼつちでよく釣漁(つり)をしてゐた。
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
家の庭苑(ソノ)にも、立ち替り咲き替つて、栽ゑ木、草花が、何處まで盛り續けるかと思はれる。だが其も一盛りで、坪はひそまり返つたやうな時が來る。池には葦が伸び、蒲が秀(ホ)き、藺(ヰ)が抽んでゝ來る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
この県で力を入れたものに「花莚(はなむしろ)」があります。浅口郡西阿知(にしあち)が本場であります。彩(いろどり)と模様のある茣蓙(ござ)で、藺(いぐさ)の茎(くき)を材料にしたものであります。織方(おりかた)で色々な縞(しま)を出します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
○台南産業館陳列の顔水竜氏指導作品の三角藺(りん)のスリッパー
台湾の民芸について (新字新仮名) / 柳宗悦(著)