“臉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かほ50.0%
かお25.0%
ほお25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婦人は此言をなし畢(をは)りて、纔(わづか)におのれの擧動の矩(のり)を踰(こ)えたるを曉(さと)れりとおぼしく、臉(かほ)に火の如き紅(くれなゐ)を上(のぼ)して席をすべり出でぬ。
臉(かお)にさしたる紅(くれない)の色まだあせぬに、まばゆきほどなるゆう日の光に照されて、苦しき胸をしずめんためにや、このいただきの真中(まなか)なる切石に腰うちかけ
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
険(けわ)しく高き石級をのぼり来て、臉(ほお)にさしたる紅(くれない)の色まだ褪(あ)せぬに、まばゆきほどなるゆふ日の光に照されて、苦しき胸を鎮(しず)めむためにや、この顛の真中なる切石に腰うち掛け
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)