“腥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なまぐさ76.3%
なまぐ14.9%
なま7.9%
なまにく0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
灣の南方を、町から當面の出島をかけて、蝦蛄(しやこ)の這ふ樣にずらり足杭を見せた棧橋が見ものだ。雨あがりの漁場、唯もう腥(なまぐさ)い、腥い。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
すると、かなしいことにお鯉は永平寺の坊さんの、大黒(だいこく)になったという腥(なまぐ)さい噂(うわさ)を聞いた。おやおやと落胆してしまった。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
左様(さう)した立場から眺めると、如何(いか)に凄(すさま)じい光景でも、如何に腥(なま)ぐさい舞台でも、それに相応した内面的背景を具(そな)へて居ないといふ点に於(おい)て
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「※猧(さんか)児、猫子の腥(なまにく)を喫(くら)わんと欲するか。」
庚娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)