“肯(う)” の例文
老母あはれみて四四をさなき心を肯(う)け給はんや。左門歓(よろこ)びに堪(た)へず。母なる者常に我が孤独を憂(うれ)ふ。信(まこと)ある言(ことば)を告げなば、齢(よはひ)も延(の)びなんにと、伴(ともな)ひて家に帰る。
只今暇(いとま)給はらば、三六六娘子(をとめ)の命も恙(つつが)なくおはすべしといふを、庄司更(さら)に肯(う)けず、我三六七弓の本末(もとすゑ)をもしりながら、かく三六八いひがひなからんは、大宅(おほや)の人々のおぼす心もはづかし。