“簟笥”の読み方と例文
読み方割合
たんす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬(ふゆ)は低(ひく)く地(ち)を偃(は)うて沈(しづ)んだ。舊暦(きうれき)の暮(くれ)が近(ちか)く成(な)つて婚姻(こんいん)の多(おほ)く行(おこな)はれる季節(きせつ)が來(き)た。町(まち)の建具師(たてぐし)の店先(みせさき)に据(す)ゑられた簟笥(たんす)や長持(ながもち)から疎末(そまつ)な金具(かなぐ)が光(ひか)るのを見(み)るやうに成(な)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)