“甘酒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまざけ78.9%
うまざけ21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘酒(あまざけ)は時間(じかん)が短(みじか)いのと麹(かうぢ)が少(すくな)いのとで熱(あつ)い湯(ゆ)で造(つく)り込(こ)むのが例(れい)である。それだから忽(たちま)ちに甘(あま)く成(な)るけれども亦(また)忽(たちま)ちに酸味(さんみ)を帶(お)びて來(く)る。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
すなわちその日に口にする甘酒(あまざけ)や鮓(すし)、外部から想像し得ない深い歓楽は、村として神を祀(まつ)らぬ前から引継がれたものであった。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そうして、真実、私と彼女は、其日初めて温室の中で諸々の花に囲繞されながら恋の甘酒(うまざけ)の最後の澱まで飲み干して了ったのでございます……。
温室の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一方大寺の方は、予(かね)て道子の淋しい家庭生活をきき之に同情して居た際とて道子からの甘い言葉をきくと、学生たる本分も忘れ果て、忽(たちま)ち不義の甘酒(うまざけ)に酔うようになったのである。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)