“照(で)” の例文
きょうも烈しい土用照(で)りだった。下総半国もつづいているかと思われる小金ヶ原の果(は)てなき野道を、こう三人は、草いきれのような胸を抱いて歩いた。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「意見もし度くなりますよ、あの店へ入ると、八方から美人照(で)りがして、凡(およ)そ男の子なら皆カーツとなりますぜ」
電柱の片側(かたがは)くらき月夜照(で)り石ころに茅(かや)に露ぞ滿ちたる
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
朝日の 日照(で)る宮。
電柱の片側(かたがは)くらき月夜照(で)り石ころに茅(かや)に露ぞ満ちたる
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)