“溝涜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうとく66.7%
かうとく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地下の溝涜(こうとく)に日々捨て流す無量の残食を鼠が絶えず食うからどうやらこうやら流行病も起らぬ、それ故適宜にその過殖を制したら鼠は最も有用な動物だ。
隅田川の水流は既に溝涜(こうとく)の汚水に等しきものとなったが、それにもかかわらず旧時代の芸術あるがために今もなお一部の人には時として幾分の興趣を催させる事である。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
〔譯〕惻隱(そくいん)の心偏(へん)すれば、民或は愛(あい)に溺(おぼ)れ身を殞(おと)す者有り。羞惡(しうを)の心偏すれば、民或は溝涜(かうとく)に自經(じけい)する者有り。辭讓(じじやう)の心偏すれば、民或は奔亡(ほんばう)風狂(ふうきやう)する者有り。