“沸々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふつふつ75.8%
ふつ/\18.2%
ぶつぶつ3.0%
フツフツ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほとりの樹木など沢山(たくさん)に枯死(こし)しているのはその熱泥(ねつでい)を吹き上げた処(ところ)である。赤い泥の沸々(ふつふつ)と煮え立っている光景は相変らず物すごい。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
『貴女は約束と違ふぢやありませんか。なぜ、美奈子さんをお連れになるのです。』それが、青年の心に、沸々(ふつ/\)と湧き立つてゐる云ひ分であつた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
私は脹(ふく)れ面(つら)をして容易に起(た)たない。すると、最終(しまい)には渋々会いはするが、後で金を持(もっ)てかれたといって、三日も沸々(ぶつぶつ)言ってる。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
流(ナガ)レ、澱(ヨド)ミテ淵(フチ)、怒(イカ)リテハ沸々(フツフツ)ノ瀬(セ)、懸(カカ)リテハ滝(タキ)、果(ハテ)ハ、ミナ一(イツ)。混(コン)トンノ海(ウミ)デアル。肉体(ニクタイ)ノ死亡(シボウ)デアル。キミノ仕事(シゴト)ノコルヤ、ワレノ仕事(シゴト)ノコルヤ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)