“汗腺”の読み方と例文
読み方割合
かんせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぢり/\と汗腺(かんせん)から搾(しぼ)れ出(いづ)る汗(あせ)が其(そ)の趾(あと)つけられた流(なが)れの途(みち)を絶(た)たないで其處(そこ)だけ蕎麥(そば)の埃(ほこり)を洗(あら)ひ去(さ)つて居(ゐ)る。彼(かれ)はおつたの前(まへ)に其(そ)の暑相(あつさう)な身(み)を向(む)けた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
焦(や)けきった甲冑の重さもさることながら、それに包まれている五体の汗腺(かんせん)から流れるものは汗という程度のしずくではない。どの顔もどの顔も赤銅(しゃくどう)いろに燃えていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)