“気分”のいろいろな読み方と例文
旧字:氣分
読み方割合
きぶん88.9%
きーぶん2.8%
こころもち2.8%
ムウド2.8%
ムード2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右(みぎ)も左(ひだり)も削(けず)ったような高(たか)い崖(がけ)、そこら中(じゅう)には見上(みあ)げるような常盤木(ときわぎ)が茂(しげ)って居(お)り、いかにもしっとりと気分(きぶん)の落(お)ちついた場所(ばしょ)でした。
「ただね、このリーヴンのお客さんがたは、気分(きーぶん)に障りやすぜ」
それが知らないよその子であつても日曜の午前らしいすがすがしい気分(こころもち)をあたへられます。
ザボンの実る木のもとに (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
愛蘭(アイルランド)の詩人イエエツは気分(ムウド)ほど大切なものはない、歴史上の大事件でも煎じつめると、ふとした人間の気分一つに原(もと)づいてゐるのを見付けることが少くないといつてゐるが、実際さうで
綜合的な舞台の芸術を真個に生かすには、只一本無駄な花があってさえ全体の気分(ムード)に関係する。
印象:九月の帝国劇場 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)