“校合”の読み方と例文
読み方割合
きょうごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これではいけない、多年の平家物語の校合(きょうごう)も、せっかくこの六道能化まで来たのに、あとはめちゃめちゃ、ここでブリ返して、こんなに魔がさすようではならない。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
さて落着て居廻りを視回(みまわ)すと、仔細(しさい)らしく頸(くび)を傾(かたぶ)けて書物(かきもの)をするもの、蚤取眼(のみとりまなこ)になって校合(きょうごう)をするもの、筆を啣(くわ)えて忙(いそがわ)し気に帳簿を繰るものと種々さまざま有る中に
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
抽斎は時々(じじ)譫語(せんご)した。これを聞くに、夢寐(むび)の間(あいだ)に『医心方』を校合(きょうごう)しているものの如くであった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)