“染(シ)” の例文
けれども片方、故らに染(シ)め木綿(ユフ)でない事を示したのは、白和栲(シロニギテ)が、幣束として普通の物でなく、特殊の場合に限つて使うた物であつた故かも知れぬ。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
と鳴いてゐるのだ、と幼い耳に染(シ)みつけられた、物語りの出雲の孃子が、そのまゝ、自分であるやうな氣がして來る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
と鳴いてゐるのだ、と幼い耳に染(シ)みつけられた、物語りの出雲の孃子が、そのまゝ、自分であるやうな氣がして來る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
と鳴いてゐるのだ、と幼い耳に染(シ)みつけられた、物語りの出雲の嬢子が、そのまゝ、自分であるやうな気がして来る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
賀茂祭りや、射礼のあれに、染(シ)め木綿(ユフ)をつかうたのも、右のはたっくと似よつてゐる。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そして、種々(クサ/″\)の染(シ)め木綿(ユフ)を垂(シ)でる事が、あれとしての一つの条件であつたらしい。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……あだねつき染め木が汁に染(シ)め 衣を……(シムルトコロノ衣シメタル衣)
……山県に麻岐斯(マキシ)あだね搗き 染(ソ)め木が汁に染(シ)め衣を……(古事記上巻)
即「染め木が汁に染(シ)むる(或は染めたる)衣を」