“杯事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかずきごと80.0%
さかづきごと20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に香折の母が手を廻して、香折と綾麿の祝言話が具体的に進み、いよいよ此月の十五日には三三九度の杯事(さかずきごと)をと話の決ったのは、明治九年の夏八月のことです。
尤(もっと)も軍務(ぐんむ)多端(たたん)の際(さい)とて、その式(しき)は至(いた)って簡単(かんたん)なもので、ただ内輪(うちわ)でお杯事(さかずきごと)をされただけ、間(ま)もなく新婚(しんこん)の花嫁様(はなよめさま)をお連(つ)れになって征途(せいと)に上(のぼ)られたとのことでございました。
何んな仔細(しさい)があるか解りませんが、杯事(さかづきごと)の始まる前、聟の支度部屋を占領して、平次はガラツ八相手にこんな無駄を言つて居るのでした。