“振撤”の読み方と例文
読み方割合
ふりま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
総(すべ)ての外国人に対して日本人に好感情を持たしめようと力(つと)められる博士は、相変らず食卓の談話に英独仏の三国(ごく)語を使ひ分けて有らゆる愛嬌(あいけう)を振撤(ふりま)かれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
場内を卓から卓へ軽卒(あわたゞ)しく歩き廻つて何人(なにびと)にも愛嬌(あいけう)を振撤(ふりま)くのを見ると其れが人気者たる所以(ゆゑん)であらう。僕が此(この)人と物を言ふのは今夜が初めで多分又同時に最後であらう。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)