“憮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
な50.0%
ぶ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたりを片付け鉄瓶(てつびん)に湯も沸(たぎ)らせ、火鉢(ひばち)も拭いてしまいたる女房おとま、片膝(かたひざ)立てながら疎(あら)い歯の黄楊(つげ)の櫛(くし)で邪見(じゃけん)に頸足(えりあし)のそそけを掻(か)き憮(な)でている。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「僕は三四年前に、貴方(あなた)に左様(さう)打ち明けなければならなかつたのです」と云つて、憮(ぶ)然として口(くち)を閉(と)ぢた。三千代は急に手帛(ハンケチ)を顔(かほ)から離(はな)した。瞼(まぶた)の赤(あか)くなつた眼(め)を突然代助の上(うへ)に睜(みは)つて
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)