“後面”の読み方と例文
読み方割合
うしろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洲の後面(うしろ)の方もまた一尋ほどの流で陸と隔てられたる別世界、全然(まるで)浮世の腥羶(なまぐさ)い土地(つち)とは懸絶れた清浄の地であつたまゝ独り歓び喜んで踊躍(ゆやく)したが
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
洲の後面(うしろ)の方もまた一尋ほどの流れで陸(おか)と隔てられたる別世界、まるで浮世のなまぐさい土地(つち)とは懸絶(かけはな)れた清浄(しょうじょう)の地であったまま独(ひと)り歓び喜んで踊躍(ゆやく)したが
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
尊き兄を溺らせしかと兄弟共に慚ぢ悲みて、弟の袂を兄は絞り兄の衣裾(もすそ)を弟は絞りて互ひに恤(いた)はり慰めけるが、彼橋をまた引き来りて洲の後面(うしろ)なる流れに打ちかけ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)