“庭鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にはとり50.0%
にわとり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしユダは必しも十二人の弟子たちの中でも特に悪かつた訣(わけ)ではない。ペテロさへ庭鳥(にはとり)の声を挙げる前に三度クリストを知らないと言つてゐる。
西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「そりやア、まことに御結構——お鳥さんのではなく、庭鳥(にはとり)の聲です」
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
HはS村の伯父(おじ)を尋ねに、Nさんはまた同じ村の籠屋(かごや)へ庭鳥(にわとり)を伏せる籠を註文(ちゅうもん)しにそれぞれ足を運んでいたのだった。
海のほとり (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
傘が触って入口の檐(のき)に竿を横たえて懸け吊(つる)してあった玉蜀黍(とうもろこし)の一把(いちわ)をバタリと落した途端に、土間の隅の臼(うす)のあたりにかがんでいたらしい白い庭鳥(にわとり)が二
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)