“寳”の読み方と例文
読み方割合
たから100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我(わ)が思(おも)ふ事(こと)に一錢(せん)の融通(ゆうづう)も叶(かな)ふまじく、いはゞ寳(たから)の藏(くら)の番人(ばんにん)にて終(おは)るべき身(み)の、氣(き)に入(い)らぬ妻(つま)までとは彌〻(いよ/\)の重荷(おもに)なり、うき世(よ)に義理(ぎり)といふ柵(しがら)みのなくば
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
つね/″\寳(たから)のやうに大事(だいじ)がりて、身(み)につく物(もの)の隨(ずい)一好(す)き成(な)りし手綱染(たづなぞめ)の帶(おび)あげも其(その)まゝに有(あり)けり、いつも小遣(こづが)ひの入(い)れ塲處(ばしよ)なる鏡臺(きようだい)の引出(ひきだ)しを明(あ)けて見(み)るに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)