“寐間”の読み方と例文
読み方割合
ねま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糸織(いとをり)のなへたるにふらんねるを重(かさ)ねし寐間着(ねまき)の小袖(こそで)めさせかへ、いざ御就蓐(おやすみ)と手(て)をとりて助(たす)ければ、何(なに)其樣(そのやう)に醉(ゑ)ふては居(い)ないと仰(おつ)しやつて、滄浪(よろめき)ながら寐間(ねま)へと入給(いりたま)ふ。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
彼女は自分の寐間(ねま)へあがって行った。彼女のたのみで、夫婦の寐間は別々になっていたのである。彼女は床に就いた。寐床のなかに這入っていても、やッぱり寒くて寒くて堪らなかった。
初雪 (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
奧(おく)さま火(ひ)のもとの用心(ようじん)をと言(い)ひ渡(わた)し、誰(た)れも彼(か)れも寐(ね)よと仰(おつ)しやつて、同(おな)じう寐間(ねま)へは入給(いりたま)へど、何故(なにゆゑ)となう安(やす)からぬ思(おも)ひのありて、言(い)はねども面持(おもゝち)の唯(たゞ)ならぬを、且那(だんな)さま半睡(はんすい)の目(め)に御覽(ごらん)じて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)