“太祖”の読み方と例文
読み方割合
たいそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはすでに太祖(たいそ)武帝(曹操の諡(おくりな))が疾(と)く観破して仰せられていたことです。——司馬懿は鷹のごとく視て、狼の如く顧みる——と。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
河南の尹(いん)を勤めている張全義(ちょうぜんぎ)という人に尊敬されていましたが、あるとき張全義が梁(りょう)の太祖(たいそ)と一緒に食事をしている際に、太祖は魚の鱠(なます)が食いたいと言い出しました。
其(その)略に曰く、太祖(たいそ)升遐(しょうか)したまいて意(おも)わざりき大王と朝廷と隙(げき)あらんとは。臣おもえらく干戈(かんか)を動かすは和解に若(し)かずと。願わくは死を度外に置きて、親しく大王に見(まみ)えん。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)