“変名”のいろいろな読み方と例文
旧字:變名
読み方割合
かえな33.3%
へんみやう33.3%
へんみょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お宮という名前も、また初めての時、下田しまと言った本当の名も、皆その他にまだ幾通かある変名(かえな)の中の一つであった。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
当院(たうゐん)屋根普請(やねふしん)勧化(くわんけ)の為(ため)本堂(ほんだう)に於(おい)て晴天(せいてん)七日の間芝居興行(こうぎやう)せしむるものなり、名題(なだい)は仮名手本(かなでほん)忠臣蔵役人替名とありて役者(やくしや)の名多(おほ)くは変名(へんみやう)なり。
宗助は後暗(うしろぐら)い人の、変名(へんみょう)を用いて世を渡る便利を切に感じた。彼は主人に向って、「あなたはもしや私の名を安井の前で口にしやしませんか」と聞いて見たくて堪(たま)らなかった。
門 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)