“塞(サ)” の例文
吾子(ワコ)よ。吾子の爲了(シヲフ)せなんだ荒(アラ)び心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に來向ふのを、待ち押へ、塞(サ)へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
爾に其大神の御(ミ)髪を取りて、其室屋の椽(タルキ)毎に結(ユ)い著けて、五百引石(イオビキイワ)を其室屋の戸に取塞(サ)えて、其妻須勢理毘売を負いて、其大神の生大刀(イクタチ)、生弓矢(イクユミヤ)また其天詔琴(アメノノリゴト)を取り持たして、逃げ出でます時に
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
吾子(ワコ)よ。吾子の爲了(シヲフ)せなんだ荒(アラ)び心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に來向ふのを、待ち押へ、塞(サ)へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
吾子(ワコ)よ。吾子の為(シ)了(ヲフ)せなんだ荒(アラ)び心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に来向うのを、待ち押え、塞(サ)へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此ために、塞(サ)への威力を持つた神をふなどと言ふことになつたのかも知れぬ。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)