“在(ア)” の例文
白楽天(はくらくてん)のことば——行路(カウロ)ノ難ハ山ニモアラズ水ニシモ非(アラ)ズ、タダ人情反覆(ハンプク)ノ間ニ在(ア)リ——という事実を人々は目(ま)のあたりに見たことだった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
的(マト)言(イ)イアテルヨリハ、ワガ思念開陳(シネンカイチン)ノ体系(タイケイ)、筋(スジ)ミチ立(タ)チテ在(ア)リ、アラワナル矛盾(ムジュン)モナシ、一応(イチオウ)ノ首肯(シュコウ)ニ価(アタイ)スレバ、我事(ワガコト)オワレリ、白扇(ハクセン)サットヒライテ、スネノ蚊(カ)、追(オ)イ払(ハラ)ウ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
われ/\の愚かさは、まことに「在(ア)りの随(スサ)び」に人を憎み、人を疎み、又人を愛して来た。
実川延若讃 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一、席ニ在(ア)ツテハ怠惰(タイダ)放肆(ホウシ)ナルナカレ
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
豆ハ釜中(フチユウ)ニ在(ア)リ泣ク
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)