“呵(あ)” の例文
對手の心事、酒代にありと見て取つた若紳士は、事の組し易きを喜んで、手早く握つた銀貨、二枚、三枚、光る物手をすべつて男の掌に移るよと見る間に「呵(あ)」と叫んで紳士は身を轉換(かは)した。
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)