“呵責”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしゃく76.2%
かしやく14.9%
さいな5.9%
かせき2.0%
いた1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ましてそれを、(そうであろう)を(そうであった)にして、鵜呑(うの)みにしてしまって、冷罵(れいば)するのはあまりの呵責(かしゃく)ではあるまいか。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
彼はそれを見る度見る度に針を呑むやうな呵責(かしやく)の哀しみを繰返す許りであつた。身を切られるやうな思ひから、時には見ないで反古(ほご)にした。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
夫婦となれば、その心情は一層不思議で、日頃自分を呵責(さいな)むばかり、優(やさ)しい言葉一つかけてくれぬ自堕落の亭主を、心から愛する世話女房が、あちこちに発見される。
故障続出して、心痛常に絶ゆることなかりし、かかる有様(ありさま)なれば残余の人夫に対しては、あるいは呵責(かせき)し、あるいは慰撫(いぶ)し、随(したがっ)て勢い賃金を増すにあらざれば
お前がそういつて剛情を張つておいでのところを見ると、何(ど)うしてもあたしが彼家(あすこ)へ嫁入(いつ)たのを根にもつて、あたしを呵責(いた)めて泣かして、笑つてくれやうと思つておいでなのにちがひない。
もつれ糸 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)