“可悲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かなし60.0%
かな20.0%
かなしさ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可悲(かなし)い、可恐(おそろし)い、滅亡の運命が、人たちの身に、暴風雨(あらし)と成つて、天地とともに崩掛(くずれかか)らうとする前の夜(よる)、……風はよし、凪(なぎ)はよし……船出の祝ひに酒盛したあと、船中残らず
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
火鉢(ひばち)に倚(よ)りて宮は、我を喪(うしな)へる体(てい)なりしが、如何(いか)に思入(おもひい)り、思回(おもひまは)し思窮(おもひつ)むればとて、解くべきにあらぬ胸の内の、終(つひ)に明けぬ闇(やみ)に彷徨(さまよ)へる可悲(かな)しさは
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
宮は可悲(かなしさ)と可懼(おそろしさ)に襲はれて少(すこし)く声さへ立てて泣きぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)