“叩(は)” の例文
此世で仇讐(かたき)の一つも撃(う)つて置かなかつたなら、未来で閻魔様(えんまさま)に叱かられますよ、黄金(かね)で叩(はら)れた怨恨(うらみ)だから黄金で叩(は)り復(か)へして遣(や)るのさネ、俳優の様な意気地なしでも、男の片ツ端かと思(お)もや
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
炭団(たどん)の頭を叩(は)って見な、まだ少しは火が有るだろう、泡ア喰ってまた川の中へポカリをきめちゃアいけねえよ、そんな事をすると苫(とま)へふん縛るよ、宜(い)いか、紛失(なくな)った物は出るような工夫をするから
間男を為たと云われた義理かえ、何うにもお前さんから然(そ)んな事を云われる訳は有りませんよ、若(も)しおくのさんが松さんと一緒に寝てゞも居たら、それは斬るとも叩(は)るとも勝手にするが宜(い)いけれども
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)