“古襷”の読み方と例文
読み方割合
ふるだすき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汀(なぎさ)に裂(さ)けし芭蕉(ばせを)の葉(は)、日(ひ)ざしに翳(かざ)す扇(あふぎ)と成(な)らずや。頬(ほゝ)も腕(かひな)も汗(あせ)ばみたる、袖(そで)引(ひ)き結(ゆ)へる古襷(ふるだすき)は、枯野(かれの)の草(くさ)に褪(あ)せたれども、うら若(わか)き血(ち)は燃(も)えんとす。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)