“汀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みぎわ58.9%
なぎさ22.3%
みぎは18.3%
ミギハ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで、彼(かれ)は、じっとして見守(みまも)っていました。船(ふね)から、人(ひと)がおりて、汀(みぎわ)を歩(ある)いて、小(ちい)さな箱(はこ)を波(なみ)のとどかない砂(すな)の上(うえ)におろしました。
希望 (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼方の人影もまた、汀(なぎさ)のほとりを、あちらへ向いて進んでいるのか、こちらを向いて引返しておいでになるか、それもわかりません。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
波は漾々(ようよう)として遠く烟(けむ)り、月は朧(おぼろ)に一湾の真砂(まさご)を照して、空も汀(みぎは)も淡白(うすじろ)き中に、立尽せる二人の姿は墨の滴(したた)りたるやうの影を作れり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
林泉(リンセン)の汀(ミギハ)に照れる虎杖(イタドリ)は、一もとにして 立ちのしづけさ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)